2019年12月12日

WebページをSteamで開く方法


対象の Web ページを Steam クライアント上で開く方法をメモメモ…



Chrome や Firefox といった一般的な Web ブラウザ上で表示したページを、Steam クライアント上で開く方法です。どうしてもブラウザではログインしたくない!というときなんかに使えると思います。


ドラッグ&ドロップするだけ


実はやり方は簡単です。基本的には
  1. Steam クライアント上でライブラリ以外のページを表示する
    「ストア」ページや「コミュニティ」ページなどライブラリ以外ならどこでもOK
  2. そこに表示したいページへのリンクをブラウザからドラッグ&ドロップする
これだけ。

Steam のブラウザは Chromium ベースで開発されているという噂を聞いていたので、てっきり Google Chrome や Microsoft Edge などでしか通用しない方法なのかな…と思いきや Firefox でも普通に使えました。逆に、Steam クライアント内のリンクを他のブラウザ上に D&D すれば、そのブラウザで表示できます。便利ですね。


Steam 関連ページなら steam://openurl/ が使える


2024年5月からSteamストアの仕様が変更され、ブラウザでログインしていない場合は各ストアページ上部に「アプリで開く」ボタンが表示されるようになりました。これで、通常のゲームのストアページであれば、わざわざsteam://openurl/を使わなくても、このボタンを押すだけで開くことができます。


「いちいちドラッグ&ドロップなんてやってられるか!」という場合は、あらかじめ次のようなブックマークレットを登録しておくのはどうでしょう。

javascript:location='steam://openurl/'+location

方法は簡単です。まずは普段使っているブラウザでブックマークを新規作成します(名前はなんでもOK)。次に URL の欄を編集し上記のコードを入力して登録しておくだけです。あとは「このページを Steam クライアント上で表示したいな」と思ったときにこのブックマークを選択すれば、表示されているページをクライアント上で開くことができます。

ブラウザによっては確認のためのポップアップが表示されるので「開く」ボタンを押してください。


ただし注意点があって、実はこの方法はストアやコミュニティといった Steam の公式ページ、つまりhttps://store.steampowered.com/...https://steamcommunity.com/...などの URL の Web ページでないとうまく機能しないようです。まあ「ストアページを表示したい」というだけならこれで問題ないと思います。

ちなみに上記のコマンドは何をやっているかというと、現在表示中の URL の前にsteam://openurl/という文字列をくっつけています。たとえば

https://store.steampowered.com/SteamAwards/2016/

というページであれば、ブラウザのアドレスバーの URL を

steam://openurl/https://store.steampowered.com/SteamAwards/2016/

のように書きかえて入力すれば Steam クライアントで開くことができます。


コンソールモード


実用性はあまりないかもしれませんが、コンソールモードを使うという手もあります。

  1. ブラウザのアドレス欄にsteam://open/consoleと入力して実行する
    確認用のポップアップが表示されたら「開く」を選択。ブラウザではなく Windows の「ファイル名を指定して実行」から入力してもOK
  2. Steam クライアントに CONSOLE 画面が表示される
    コンソール画面
  3. 画面下の入力欄にopen https://...とコマンドを入力して実行する
    例:open https://www.epicgames.com/store/

これで基本的にはどんなページでも Steam クライアント上で表示できるはずです。Epic ストアを Steam クライアントで開くと謎の背徳感がありますね…。もしかしたらもっと簡単な方法があるかもしれません。もしご存知でしたら是非教えてください。


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