Steamのストアページを他の地域の通貨&言語で表示する方法をメモメモ…
ブラウザからSteamストアの各ページを開くと通常は日本語版のページが表示されますが、これをアメリカ人向けのページが表示されるようにする簡単なブックマークレットを作ってみました。
簡単にいうと
これを
こうする機能です。
Steamストアの説明文やボタンの文字が日本語から英語に変わっただけではなく、よく見るとゲームのロゴ画像やリンクされている動画も別物になっています。さらに価格もUSドルで表示されていることがわかると思います。
使い方は簡単です。
- FirefoxやChromeなど使用したいブラウザでブックマークを新規作成する(名前は何でもOK)
- 「URL」の欄に次のコードを記入する
- ブックマークを保存する
- あとはSteamのストアページを表示した状態で今登録したブックマークを開く
javascript:location=location+'?cc=us&l=en';
ただし、使用中のブラウザからSteamにログインした状態だと適用されない可能性が高いので、必ずログアウトしてから使ってください。また、スクリプトの処理としてはURLにパラメータを指定しているだけで別に怪しいことは行っていませんが、これを悪用して商品を購入する(いわゆる「カート抜け」と呼ばれる手法、現在は対策済みなので不可能なはず…)などの行為は絶対にやめましょう。ご利用は自己責任で。
もう少し詳しく説明すると、これはいわゆる「ブックマークレット」と呼ばれているやつで、ブックマークから呼び出す簡単なスクリプトのことを指します。このスクリプトで実行していることはいたって単純で「現在開いているページのURLの後ろに '?cc=us&l=en' を追加してページを開きなおす」という、たったこれだけです。cc=usというのは通貨単位を北米ドルで表示するためのパラメータ。たとえばcc=ukにするとポンドに、cc=ruにするとロシア・ルーブルに、cc=vnにするとベトナムのドンになります。l=enの部分は言語設定で、たとえばl=frenchにするとフランス語に、l=italianにするとイタリア語になります(指定した言語が登録されている場合のみ)。逆にこのURLの最後のクエリ文字列部分を削ればデフォルトの表示に戻ります。
「海外での価格が知りたい」とか「説明文の日本語翻訳がむちゃくちゃなので原文を読みたい」みたいな場合にサクッと確認するには便利だと思います。まあ、価格はSteamDBなどで見ればいいですし、ぶっちゃけアドレス欄に直接手入力すればいい話なのでわざわざ利用する機会はほぼないでしょうけども…。
ちなみに「Steamストア以外で間違って実行されるのを防ぎたい!」という場合は
javascript:if(location.href.match(/:\/\/store\.steampowered\.com\//))location=location+'?cc=us&l=en';
こんな感じでどうでしょう。URLに://store.steampowered.com/が含まれている場合だけ実行されます。
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