Steamクライアント上でコントローラ設定画面を開く&ついでにデッドゾーンを設定する方法をメモメモ…
Steamコントローラ(スチコン)の発売以降、コントローラ設定がよりいっそう充実してきたSteam。他社製品のサポートもどんどん増えていき、箱コン、エリコンはもちろん、Nintendo SwitchのJoy-ConからPS5のDualSenseにまで正式対応しています。
実はゲームごとのコントローラ設定も簡単に行えるようになっているのですが…ちょくちょくやり方を忘れてしまったりするので一応メモしておきます。
ゲームごとのコントローラ設定画面を表示する
まずはコントローラの設定画面を出してみます。
- コントローラをPCにつなぐ
- ライブラリ内で対象のゲームページを表示する
- 「コントローラレイアウト」または右側のコントローラアイコン🎮をクリックする
ちなみにゲーム中のSteamオーバーレイ(Shift+Tabで表示される画面)から開くことも可能です。
簡単ですね!
コントローラをPCに接続した状態でないと「コントローラレイアウト」の項目が表示されないので注意。
このようなウィンドウが表示されれば成功です(ただし初回起動時のみチュートリアル画面が表示される)。この画面から各ボタンの割り当てを変更したりスティックの感度を調整したりすることができます。公式で推奨されている設定や他のユーザーが作った設定をそのまま流用することも可能です。
デッドゾーンを設定してみる
では試しに何か設定を変更してみます。ちょうど、5年以上使っている箱コンのスティックがぐらぐらしていて誤作動が多くなっているので、それを改善するためにデッドゾーンを指定してみましょう。「デッドゾーン」というのは平たく言うと「入力を無視する範囲」のことですね。
- 「レイアウトを編集」を選択
- 「ジョイスティック」を選択
- 「右スティック動作」の右にある歯車アイコン⚙を選択
もちろん「左スティック動作」でも同様の方法で設定が行えます。
- 「デッドゾーン」→「デッドゾーンタイプ」を「デフォルト」か「カスタム」に変更
- 「テストを開始」ボタンを押して動作を確認
とりあえず「デフォルト」に設定してみて、思うような挙動にならない場合は「カスタム」に変更したうえでデッドゾーンの形や入力を受け付ける範囲などの項目を調整しましょう。今回は「ニュートラル(中央)に戻ったときの微妙な入力を無視したい!」ということなので、デッドゾーンの形は「丸」、入力開始位置は10~20あたりに設定しておくのがよさそうです。「テストを開始」ボタンを押せば、実際にコントローラを動かして入力値と出力値の差を確認できます。
基本的な設定はこれで完了です!
2023年6月のアップデートでコントローラ設定のUIが新しくなり、以前よりもだいぶ洗練されたデザインになりました。デッドゾーン設定の項目に到達するまでの手間は少し増えてしまいましたが、少なくとも以前のように「デッドゾーン設定がどこにあるかわからん!」みたいな状況にはならなかったので、かなりの進歩ですね。
[2023/06/20 以前の情報]
Steamクライアントが刷新され、設定画面のUIもSteam DeckのUIをベースとしたものに変わりました。以前のバージョンでのデッドゾーン設定手順はこちらです。
まずコントローラ設定画面から対象のボタン/スティックを選びます。今回は右スティックを選択。左スティックも同様の手順で行えます。
なにやらいろいろな項目がありますが、デッドゾーンの設定がないようなので右下の「追加設定」を選びます。
「デッドゾーンの形」「デッドゾーン内部」「デッドゾーン外部」といった項目が現れました。これを自分好みに調整します。今回は「ニュートラル(中央)に戻ったときの微妙な入力を無視したい!」ということなので、デッドゾーンの形は「○」、デッドゾーン内部は 0.1 とか 0.2 とかそのくらいの値にしておきましょう。
これで完了です。項目の数がやたら多くてややこしいですが設定自体は簡単でした。
ただこれ、Big Picture モードを意識したデザインだからなのかもしれませんが、あんまりわかりやすいUIじゃないというか…とりあえず項目をずらずら並べているだけなので各設定ごとのまとまりとか関連性がパッと見でわかりにくくなっています。そもそもこの設定画面をどこから開くのが正解なのかも怪しいし…。今後もう少し改善されるといいんですけどね。
[2019/10/31 以前の情報]
ライブラリのデザインが新しくなり、それに伴い設定画面を表示する方法も変更されました。旧ライブラリでの表示方法はこちらです。
この問題の解決策に出会えるとは思いませんでした!本当にありがとうございます!><
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