2017年5月17日

カードキャプターさくら 英語版エンディングの秘密


カードキャプターさくらの英語版について簡単にまとめ&エンディング曲で気づいたことをメモメモ…



アニメ版カードキャプターさくらの最初のエンディング曲といえば、ご存じ広瀬香美さんの「Groovy!」ですね。歌詞はこんな感じ…
街に出かけよう 一人でいたって 暗いだけでしょ
ループして落ち込んで なおさら ah 悩んじゃって
外に飛び出そう 心配イラナイ
大昔から 地球だってまわってる
きっと ツキだってまわるよ

Brand-New Love Song ハレハレルヤ!
みんなハジけて愛し合おう
単調な日常 通常な感情
守らなくちゃダメなこと いつもある

さて、実はカードキャプターさくらは、ドラゴンボールやポケモン同様、日本だけでなく海外でも放送されています。北米ではNelvanaというアニメ制作会社が権利を獲得しCardcaptorsというタイトルで吹き替え版が放映されていました。ただ、この北米版では本編に大幅な改変が加えられ、話数も70話から39話に短縮、さらに日本語版のオープニングやエンディングは影も形もなくなって別の曲に変更されてしまっています。


良い曲なんですけどね…。「とにかく格好よくないとウケないんだ!オリジナルの雰囲気なんか知らん!」という会社側の狙いが透けて見えるオープニングです。

しかしその後、北米以外(オーストラリア、南米、東南アジアなど)で放送されたバージョンでは、大幅な設定変更などはなく、基本的に70話分がきちんと放送されるようになりました。つまり、もともと日本で放送された内容に近づいたわけです。もちろん、地域や媒体によって細かいバージョンの違いが存在するのですが、なんと中にはエンディングが「日本語版の原曲に英語の歌をのせたもの」になっているものもあったようです。

というわけで一度、その翻訳された英語版の曲を聴いてみてください。

英語版 Groovy!: https://youtu.be/Q6g97GWeuPk

さてさて、どうでしょう?お気づきいただけたでしょうか…

こちらがその歌詞。後半の(Woooo)のあとをよく注意して聴いてみてください。
What's all the fuss about
No need to scream and shout
I'm just gonna sit and chill out

When it comes at you
What'cha gonna do?
Just take it in -
Oh, it's all groovy

You can be happy now,
Don't have to stress you out
you just gotta let it ride

It's gonna pass on through,
no matter what you do,
so let go
Let it fly away
Far away!

(Wooooo)

Banjo's love to solo
How it happens to ya,
We know how it getcha so easy, I know

Don't ya let it tease ya,
Soon as you refuse it
Won't know how to getcha and then it will go
Cause it's all...
GROOVY!

引用元: http://www.animelyrics.com/anime/ccs/groovy.htm

そう、なんとこの歌詞、日本語版の歌詞の空耳になっているのです!完全ではないですが「みんなハジけ(て)愛し合おう」「単調な日常」あたりはハッキリと聞こえます。元が英語の部分(Brand-New Love Song Halle, hallelujah!)も全然違う言葉に変えられつつ、しっかりと空耳しています。まず間違いなく意図してそう作詞されたものでしょう。

Cardcaptorsに関しては海外のフォーラムなどでボロカスに批判されていることが多く「Nelvanaが勝手に作った別物」と揶揄されることもあります。実際に確認したわけではないのですが、聞くところによると、放送順序が無茶苦茶に入れ替えられて桜と小狼との関係性が変わってしまっていたり、同性愛を匂わせる「イレギュラーな」恋愛描写がカットされていたりするそうです。確かにそれは改悪以外の何物でもないですな…。

でも、実は「英語版」といっても、そのあとのバージョン(北米以外版)では何気にオリジナルの作品に対するリスペクトが復活しつつあったのかなあと、この空耳歌詞を聴いて思ったのでした。

…ちなみにCardcaptorsと複数形になっているのは、さくらだけではなく小狼も主人公として扱われているからです。男の子の視聴者を取り込むための策だったのでしょうか。

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