2020年8月9日

DaVinci Resolve フレームレートを変更する


DaVinci Resolve でタイムラインごとにフレームレートを変更する方法をメモメモ…



この記事で紹介しているのはDaVinci Resolve 16 (バージョン 16.2.5.025)の情報です。その後のアップデートで仕様が変更されている可能性があります。


以前「DaVinci Resolve 15 では基本的に途中でフレームレートを変更できない」という主旨の記事を書いたのですが、なんと DaVinci Resolve 16 では「カスタムタイムライン設定」というタイムラインごとにフレームレートや解像度などを自由に指定できる機能が追加されたようです。

実際の指定方法は次のとおりです。

  1. タイムラインを新規作成する
    タイムラインは「カット」画面や「エディット」画面のメディアプール上で右クリックすると表示されるメニューから作成できます。
  2. 「カスタム設定を使用」をクリックする
  3. 「フォーマット」から「タイムラインフレームレート」を設定する

厳密に言うと、プロジェクトやタイムラインのフレームレートをいつでも自由に変更できる…というわけではなく、新しくタイムラインを作成しなおすことで同じプロジェクト内で複数のフレームレートが扱えるようになったという感じでしょうか。たとえば 30fps で作業していたタイムラインの内容を、そのまま新規作成した 60fps のタイムラインにコピペして持ってくれば、フレームレートを実質的に 60fps に変更できるということです。さらに、そのタイムラインを選択した状態であれば「デリバー」画面から(プロジェクト設定に関わらず) 60fps で出力できるようになります。

タイムラインの設定に応じてレンダー設定のフレームレートが決まる


DaVinci Resolve 15 以前と比べると格段に便利になりましたね!ただ、まだ実装されて間もない機能なので、不具合が起きたり意図しない挙動になる可能性も考えられます。こまめにバックアップを取りながら様子を見て使うようにしたいところです。



0 件のコメント:

コメントを投稿